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高田の蓮を見てきました。 「東洋一の蓮」と自称しています。 昭和28年に当時の蓮研究の第一人者であった大賀一郎博士が「高田の蓮は東洋一だね」と言ったことからそうなっています。 |
高田城の外堀を埋めつくすように咲く蓮は16ヘクタールにもなります。 もともとは戊辰戦争の時に食糧難に陥ったことからレンコンをとるために植えられたそうです。 |
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一面に広がる蓮の紅い花がきれいです。一部白い花が咲いている所もありました。 高田城跡公園は春の桜だけではなく、夏の蓮も見ごたえがあります。 |
高田の町屋の特徴は雁木を持つことです。 雁木とは連続したそれぞれの家が軒を通路として供用しているものです。 あくまでも家の一部なので軒や土間の形態もそれぞれです。 雪国で生活する為に地域が協力しているのだと思います。 |
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こちらは高田の中心市街です。 雁木ではなくアーケードになっています。 アーケードは道路敷地内に作られる建築物です。 対する雁木はあくまでも家の一部なのが特徴です。 通路として供用している部分も家の持ち主の敷地です。 中心街はアーケードに変わりましたが、16kmほどの雁木が残っているそうです。 |
(雁木は建築基準法施行令第130条の12第1項第5号にあたると上越市建築基準法施行細則第16条で定めています。) こうしたものが文化なのだと思います。 |
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